土日に人手不足と対策の難しさを実感する体験がありました。
食材の買出しでスーパーを2件回った時のことです。
1件目のスーパーでは、7台あるレジの内、3台が開いておらず、
お客さんは開いているレジに列を作り、「大変お待たせ致して
おります」とお詫びの館内放送が流れていました。併設してい
る花屋さんでも一人の店員さんがレジと包装をこなし、ここで
もレジ待ちが出来、待ちきれないお客さんが買うつもりの花を
戻して、帰って行きました。
2件目のスーパーでも偶然でしょうがレジ待ちの大渋滞。ここは
セルフレジがあったので覗いてみると、人が少なく、すぐに会計
を済ますことが出来ました。高齢の方はセルフレジは敬遠され、
仕方なく会計を待っている様子でした。
つくづく人が居ないのだと思いました。セルフレジで対策を取って
も顧客の求めるものでない、ニーズに応えられていない、企業努力
の苦しみを感じます。
これからは無人店舗を利用する機会も出てくるかと思いますが高齢
の方はレジ待ちを選択するように思いました。
人手不足の解消に、自動化や省力化、お客様に作業をしてもらうと
いう手立てが講じられますが、しっかりお客様に寄り添い、お客様
の立場にたった手立てをしないと負担ばかりをお客様に押し付ける
ことになり、企業努力が報われないと、人の振り見てでないですが、
卸売業の当社にとってはとても重要なことだなと思いました。